僕の好きな君よ 君がさびしくて泣いた夜を思ったよ思ったよ だけどもう一度君を思いたいよ

　リリエンタールの終焉にまつわる感情は、そのものが終わってしまうと言う悲しみももちろんあるのだけれど、打ち切ったジャンプに対する絶望ってのも割とでかいと思うんだ。
　わたしは日野兄の名前も知りたかったし、てつこがもう少し社会的に立ち直っていくであろう過程も見たかったし、両親が帰ってきてほのぼの暮らす日野一家も見てみたかったんだ。カナリーナとライトニング光彦のこれからを思いたいし紳士と紳士的に対決し続けるリリエンタールを見守りたかったのになあ。あー。なんで打ち切られたんだ。いや、わかるけど。わかるけど、あんないい漫画にしばらく出会えるかわからないので、ただひたすらに惜しい。
　大好きなんだよ、ああいうやさしい話。ほんわかするのに泣きたくなる話。


　余談ですが、だれかに影響及ぼせるとちょっと嬉しいもんですね。いつか言おう言おうと思っていたけれど、わたしはのりこさんの方がよっぽど文才があると思う。いつもすげえなあって思う。書く文章に影響も受けている。
　それから私信ですが、いろいろ詰め合わせ届きました！お菓子は早々にうまうまいただきました。ありがとうございます。
　わたしがチキタを読んで号泣している時に、相方の方がB壱に食いついて、打ち切り同然の終わり方をものすごく惜しんでいました。確かにあれは、ひどかね。