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 年末なのでチャットしてきました。今年の原作総括を議題に掲げてみたけれども全然無理です。一応、それらしい体は取り繕いましたが…。
 来年はどういう感じになるのかなあ。なんかもう、なんも言えねえ。
 今回は、前回に比べたらまだ大丈夫(?)な内容のような気がします。いや、前回がひど過ぎるだけなんですが。

◆原作総括
1)流れについて
・サスケに始まって兄さん死んでナルトが仙術で木ノ葉壊滅、みたいな。
・去年のナルト予言の子発言に始まり、前半はうちは兄弟喧嘩、上半期の締めはマダラさんの打ち明け話、今年の締めはカカシ先生死にそうだ

2)雑感:諦めたyear
・ナルトについて諦めた
・サスナルについて諦めた
・旧七班について諦めた
 NARUTO読んでて一年の総括が「諦めた」って凄い皮肉だよね。

◆そして今宵もぼやき炸裂
1)ナルトについて
・ナルトは絶望的に救えないやつ。ほいで、他者も救わずに追いつめるだけ。
・ナルトはこどものナルトと思想のナルトとサスケに執着するナルトに分裂している。それらは相互に矛盾するが、相互に絡み合ってもいるので非常に難解。
・中忍試験ぐらいまでは少年漫画の思想性。諦めるぐらいなら闘って死ねと言う強烈なメッセージ。人としての手触りが感じ取れず理解に苦しむ。
・一話以前は孤独なこどものナルト。これに、思想性が付加される過程がわからん。美味いこと融合していない感じ、なので矛盾を感じる。
・サスケ里抜け以降はサスケに対する執着が付加された。これも、諦めない思想性と孤独なこどもが絡み合っている感じ。サスケを諦めるぐらいなら追いかけ続けてナルトは死ななければならない、と言う強迫観念。
・サスケを追っかける理由は、あいつは俺の友だちだ、で思考停止。
・こどもとしてのナルトがサスケを救って、思想としてのナルトがサスケをレイプしようとしている。
・思想としてのナルトは救われなくても良い(むしろ敗北すべき)。こどものあの子は救われて欲しい。サスケに執着するナルトは、どういう決着を迎えて欲しいか全然分からない。
・岸本先生は、理想を詰め込み過ぎてナルトを動かし難そうだ。ナルトはこういうものと言う定義が決まり過ぎていて、発展を望めない閉塞感。

2)サスケについて
・サスケがナルトを救うって、それはサスケにナルトに跪けってことじゃん。オスとして耐えられませんよそんなん。
・サスケが不憫でたまらん。可哀想なサスケは萌えだ。でもサスケには救われて欲しい。でも救われちゃうと可哀想じゃなくなっちゃうのが痛いところ。
・サスケはすっげーさり気なくやさしかった!面倒見いいし、しかもナチュラルに自意識なしに。いい男だ。
・木ノ葉壊滅した時に思ったことはサスケ可哀想だなあって。そこで心が少し満たされるから愛が歪んでいると言うのだ。

3)原作について
・行って欲しくない方にどんどん行っている感じ。最初読んでたときは、ナルトが救われて欲しくて読んでいた覚えがあるのだが…。
・終末の谷のあたりでは、まだサスケを救えるのはナルトだけだと思っていたんだが…。
・里を壊滅させた理由がわからない。展開ありきで場当たり的犯行に見える。後ろの脈絡のためだけで、前の文脈と繋がらなくね?
・ペインが木ノ葉を壊滅させたのは世界に対する報復、見せしめ。ほいで、木ノ葉を筆頭に大国が一丸となる契機でもある、ってこと?
・ナルトが木ノ葉を救う、再興する、という方向に話を持っていくためではと邪推(Nさん)。しかし乱暴だなあ(Rさん)。
・タと9は本当にこっちがつらかった。
・波の国と終末の谷以上は基本的に期待しない。ほいで期待以上のものが出て来たら素直に喜ぼうと思う(Nさん)。終末の谷の帰着点を求めてしまう(Rさん)。期待以上が来たらよし(Tさん)。
・ナルト教が出来る過程の神話は読みたくない。しかし今はその過程になりつつある。少なくとも、熱狂的信者が多数発生している。方針やダイ大のような終わり方だと立ち直れない。

4)比較サス(+)ナル学
・サスケの選択は馬鹿だと思うが行動原理は痛い程よくわかる。ナルトの行動はサスケのためと言う大義名分をかぶったエゴであるのが非常に気持ち悪い。せめてエゴだと認めてくれれば、理解は出来なくともまだすっきりする。
・サスケが道を踏み外していくさまは丁寧に描かれているのに、ナルトは過程をすっ飛ばされている。書いたものと頭の中にあるものの区別がついてないのか?
・サスケの病的さはわかりやすいが、ナルトはいろいろ隠れ蓑がある。そもそも、ナルトが救われない人間だと思っている人が少ない。
・サスケがナルトの気持ち慮らなくても納得いくのに、ナルトがサスケの気持ちをちっとも省みないところが腹立たしい→ナルトはサスケのことを思っているくせにサスケの気持ちだけは慮らない。サスケはナルトについて無関心という態度を表明してるから別に無問題だ。
・総合的に、ナルトよりもサスケの方がまだ理解出来るんだが、これは少数意見なんだろうか。

5)その他の人々
・綱手とかサクラちゃんは頭おかしいんじゃねえかな、とか。救いようのないナルトを救えとサスケに強要している。サスケの事情も慮ってくれてもいいんじゃねえかなあ。ナルトへの情が盲目的であるためか、サスケについてはちっとも可哀想だと感じてないっぽい。
・ヒナタは非常に魅力的な立ち位置。いつか書きたい(NさんとRさん)。ナルトを崇拝しているのに近づき過ぎていない。ナルトに対して肯定的な見方で客観的でいて欲しい。
・里の人々があんなにナルトを認めていたので置いてけぼりを食らった。エビス先生は二話とかで認めてたからまだわかるんだが、一体ナルトはなにをしてあんなに認められたんだろう。(やっつけじゃないかと邪推しているRさん)(やっつけじゃなさそうなのがアレなNさん)
・岸本先生が今純粋に好きそうなのは八尾の人とかだ。それはそれでついてけない。

6)リスクについて
・命を失う、失明、回復不能>現在上げられているリスク。
 ナルトの場合、リスクに対して葛藤している節がないのが一番問題。あいつは自分が死なないとでも思っていそうで怖い。多分、自分の命を、全然意に介していない。理屈なく、自分ならなんとかなるって信じてる。
 例えばサスケを助けるためにお前死ねって言われたら、あいつ死にますよ。んで、実は死なないとか思ってたりするの。
 それに対して兄さんは失明と言うリスクを、いろいろ覚悟の上で受け入れていたように見えるからちぐはぐなのだ。うちは兄弟の描き方とナルトの描き方、なんでこんなに差があるんだ?

7)サクラちゃん
 サクラちゃんは良い子だなあ。彼女は彼女で歪んでいると思うんだが、その歪み方がいまいち掴めない。もしかしたらこの子も危ういのでは、と思わせる。
 サスケのこと今どう思ってるんだろう。初恋は終わったとは思っていそうだが、それ以外はさっぱり。サスケはトラウマ?ナルトと約束してなかったら追っかけてなかったんじゃないかな。そこがサクラちゃんの悲劇で、ナルトは約束なんかなくても追っかけてたと思う。約束してなければ、サスケについて普通の喪失ですんでいたのかも。

◆相棒:おじさんと姉ちゃんのコンビはあかんやろ。
 どう考えても陳腐です。おじさんと兄ちゃんのコンビ解消して、おじさんの後がまに姉ちゃんが来るならともかく兄ちゃんの後がまなんだもの。
 おのだ×うきょうさんとか、うきょう×かおるとか逆とか。でも本編でお腹いっぱい。うきょうさん的には、おのださんがいてもたまきさんがいても、亀ちゃんがいないと独りなんですよ。それが非常に腐的。もういっそ相棒週ごとにとっかえひっかえしたほうたおもろいんじゃないのー。
 中年いいよ中年。中年のくせに中年であることに無自覚な一面をのぞかせるのがたまりませんです。なまめかしい。言語化するのは難しいが敢えて言うなら美しい。

◆宮澤賢治:こわいひと
 ナルトが現実に気付いて鬱に入ったらこんな感じ。
 純度の高い世界に住んでいて、何故現実がそうでないのかと悲憤を抱いている。

◆来年の毛布
 宿題を片付ける/本を出す/開き直って更に好き勝手描く
 なんだかんだ言って、みんな書くことがあって一安心だ。

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ものかき・妄想・うたうたい
自己紹介:
・硝子細工の夢でもいいので、与えて欲しいものです。
・サスケスキー且つヒバリスト。
・東京生まれ湘南育ち京都在住。
・海がない生活なんて無理とか思ってたけどそんなでもなかった。
・盆地でなんて生きられないとか思ってたけどそんなでもなかった。
・No Music,No life.No Mac,No life.No サンボマスター,No life.
・妄想で動いています。妄想で働いています。
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