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 あんまり書く気なかったんだけど、一応残しておこうかと思う、わたしなりの木ノ葉崩し後半戦まとめ。
 わたしサスケスキーなのに、なんでこんなにナルトのことばっかり考えてんだろ。かなしくなるわ。

 とは言え、途中から頭が理解するのを拒否していたので、すごいいい加減な感じになると思うんですけど。

1)ペインのこと
 しょっぱながこれかよ。いやもうこのひとの考察だけでこの記事は終了すると思うんだが。
 まあ、あんな感じでペイン(=長門)はナルトを信じることにしたわけですけど、あれは私はナルトを信じたのではなく、ナルトがちらつかせた過去の自分を、共に過ごした弥彦や小南や自来也といっしょに選んだのだと解釈するわけです。ナルト自身を信じたのではなく、ね。
 ナルトはただの契機なだけだと信じたい。理由は私が一切あいつの持ち出して来た結論に納得出来ないからだ。だから本当は、ナルトのあのわけのわからんロゴスでもって説得された長門だって理解出来ん。かろうじて理解出来る解釈方法が先述の通り、なわけです。
 あれだよ、救われたがっている子羊ちゃんなんか救うの簡単なんだよ、宗教といっしょだって。長門もさ、もう引っ込みつかないんだけどどっかで引き返したくてたまんなかったんだよ。あんなこと続けていたくなかったんだよ。だからあんなにあっさり籠絡されたんだよ。
 で、それ以上に理解出来ねえのが小南なわけだけど、あの子はああいう立ち位置しか与えらんなかったんだろうからそう言う方向で納得しようと思う。本当に、二部から出て来たひとたちってちょっと可哀想なぐらい薄っぺらだよなあ。

2)ナルトのこと
 と言うわけで、究極に私にとって理解出来ない存在になり果ててしまった彼です。
 とりあえず、今回の心理戦まとめ
 ペインの攻撃→平和がどう言うことかわかんねえ
 四さまの後押し→根拠はねえけど俺なら出来るぜ(何故ならみんなが信じてくれるから)
 うーん、いい加減だなあ。でも、正味こんなもんじゃね?
 I'm NGからI'm OKになる過程がものすげえ簡単なんだよね。あの単純さは恐ろしい。人間の神経の構造じゃない。て言うかさ、I'm NG×You are NGの状態からI'm OK×You are OKにあの短期間で移行するって、どう考えても段階にこぐらいすっ飛ばしてると思うんだけどもそうでもないのか?うおーインテのとき臨床心理学についてもっとお話訊いとけばよかった!!
 一番の問題は、今回ナルトの背中を押した四代目とか自来也の「ナルトを信じる」根拠がまったく理解出来ないことだ。
 いや、字面ではわかりますよ、父から子への希望やら願いの混ざったそれ、師匠から弟子或いは老人からかつて若かった己への期待のこもったそれ。だけどさ、それらを描写することに、もう少し時間を割いてもよかったんじゃねえかと思う。特に前者。後述しようと思うけど。
 で、それがどれだけの深度のものなのかわからないうちに、それを受け取った彼はEverything is NGからEverything is OKにシフトしちまうんだよね。
 これは救われたがる子羊理論じゃねえんだよなあ。ペインとナルトの決定的な違いは、苦悩の陰の有無だ。ペインにはそれが滲んでいる(ように書かれているとかろうじて読み取れる)が、ナルトにはない(本来ならあるはずなんだけど、苦悩しないように書かれているのが問題なのだ)。ナルトは別に、救われたくてうずうずしていたわけじゃない。ペインは変な宗教に嵌まっちゃいそうだけど、ナルトは嵌まらずに都合のいいとこだけ聞いて楽な方に流れるような印象を受ける。そうだ、根本的に理由を求めないのだ、結果だけを求めるのだ。
 苦しい状態に留まるのが嫌で、そこででもおまえなら大丈夫だと信じてるよと言われたら、なにが根拠でそんなこと言うの、とはならずにそっか俺できるんだ!ってなる。宗教はね、少なくともその宗教の理念を理解しなきゃはまったとは言わんと思うよ。理解した上で選んで初めて信者ですよ。あなたの神さまどう言う根拠でどう言うことしてくれるんですかって聞かれて、答えられねえ奴は信者とは言わねえと思うよ。
 論旨が不明瞭で申し訳ない。実はこれ、九割がた自分用の覚え書きなもので。
 と言うわけで、ペインは宗教にはまりそう(ていうか実際ナルト教に入信しちまったしな)で、ナルトは根本的に宗教を理解しないのではまりようがない、と言うのが今回得た新しい解釈。

3)四さま
 あのひとなにしに来たの?
 まず出て来たからくりからして非常に理解し難いんだが、ていうか出て来ただけで色めき立てなかった時点で私はエンタテイメントとしてのNARUTOを楽しむことに於ける負け組になったわけです。
 限られた時間で息子に与えたものは、根拠のない信頼だけでした。
 ちょろっと前に書いたけど、このひとの今回の役回りは、生きてる人間じゃダメだったのかな。いや、状況的に他のひとが入り込めるところじゃなかったんだろうけどさ、死んじゃってるひとにそんなこと言われてもさ。
 それから、おとうちゃんならもう少し、肉親らしい交わりがあってもよかったんじゃねえかなって思った。あの子、そう言うの全然知らねえで育っちゃったんだからさ。もっと抱きしめておやりよ。
 て言うかね、父親なんだから息子を信じるのは当たり前って、普通、ある程度息子を育てた人間のことばだよな?赤ん坊に物騒なもん持たせて、そっから面倒見れない状態になっちまった奴が、信じるって非常に無責任だよ。せめて力の使い方を多少なりとも教えていたならまだ、まだもう少し説得力あるだろうけども。
 本当にさ、ナルトがああいう風に育ってよかったよね。フリークスだけど。蛇足的に言えば、皮肉だけど。

4)木の葉のひとびと
 このひとたちなにしてたのー。
 行動理念が全然わかんなかった。レベルが違うから足手まといなので戦いに参加しませんってのは、本当に納得でけんかった。
 みんなナルト教の信者になっちまったんだなー。ナルトかわいそー。認められたけど孤独なままだー。
 あと、みんな生き返ってよかったねー。ご都合主義なんてくそくらえだ。
 殺すなら殺してくれ。生き返らせること前提で書かないでくれ。そう言う見せ方が出来ないなら、殺さないでくれ。今回は殺し方からして軽かったけど、生き返ったから一層死が軽くなった。
 きしもとせんせったら不器用なんだから、なんて思えるような段階はもう疾っくに過ぎ去ってしまったようだ。それもまたかなしいんだよね。

5)総括
 総括なんか出来るのか。とりあえずトライだ。
・憎しみの連鎖がペインをして木の葉を襲わせ、木の葉のひといっぱい死んでナルトをも追い込んだが、理解出来ない理由で盛り返したナルトの理解出来ない論理で以て説得されたペインのいのちと引き換えにみんな生き返ってよかったねってなった。
・どうでもいいけどさ、好きなお話のキャラの台詞を使ってしまうのって中二病だよね。いいとか悪いとかではなく。そこでドン引きしたわたしは、やっぱりエンタ(ry
・おいら、ついてけそうにねえっす。
 _| ̄|○


 私信>Nさま
 全文同意。

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ものかき・妄想・うたうたい
自己紹介:
・硝子細工の夢でもいいので、与えて欲しいものです。
・サスケスキー且つヒバリスト。
・東京生まれ湘南育ち京都在住。
・海がない生活なんて無理とか思ってたけどそんなでもなかった。
・盆地でなんて生きられないとか思ってたけどそんなでもなかった。
・No Music,No life.No Mac,No life.No サンボマスター,No life.
・妄想で動いています。妄想で働いています。
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