なにもないあそこから 確かになにかがはじまっているようだ

　ほとんどのひとから需要のない合唱の話。

　昨日はまたうちで飲み会をしていたのだが、いつもみんな終電で帰るのに何故か今回は盛り上がったのかなんなのか徹夜で喋って始発で帰っていった。
　途中で現役のときの定期演奏会とかのCDかけ出したんが悪かったんかな。懐かしさが高じてすげえ盛り上がってみんなでそれこそ大合唱しちまったんだが、やはりベースがいないと厚みが足りねえわね。しかしうちに呼びたいベースメンってあんまりいねえんだよなあ。
　でもやっぱ、４回生のときのサマコンはきついわあ。あとコンクール。
　自分が執行やってたときの演奏会とかコンクールはやっぱりいいと思うんだけどね。思い出と愛着と好みの問題ってのがでかいんだが。自分らで作った音楽だしなあ。
　わたしは、わたしに付き合って頑張ってくれたあの子たちのために、自分がパーリーやってたときのアルトが近年最高で確実に黄金期であったと言い張りたいのだった。

　ほいで、なんか意外とまわりのひとに自分の声が認識されていてびびった。ここめっちゃあんたの声よねーみたいなことを何カ所かで言われて、あらためて、ああわたしの声ってこんなんやったなあと思いました。
　あと、ひとに褒められるってのは当たり前に嬉しいんだが、褒めたことをずっと覚えていてもらえてるってのもなかなかに気持ちのいいものだなあと思った。その人にとって、褒められることが価値になる人間であるということなんだもんね。やったぜ。
　確かに、大好きなひとやすごいひとに褒められるとむさんこ嬉しいわな。