もうなんかいろいろとだめな具合でお送りしております。
六日目。
目的地:サグラダ・ファミリア教会、カサ・ミラ、カサ・バトリヨ。
目的地:サグラダ・ファミリア教会、カサ・ミラ、カサ・バトリヨ。
さて、フロントにて部屋の交渉をするも、十二時チェックアウトだからそのときにまた来てくれと袖にされ、我々の午前中は最早死に体となっておりました。なんだよー今日は今回のお目当てのサグラダ・ファミリアに行こうと思ってたのに—。仕方ないから、洗濯でもするべえかとクレヨンしんちゃん見ながら(スペインまで行ってなにしてんだよ)洗面台で洗濯物をしていたのですが、ここでうちの母が一念発起しました。
「ちょっと、フロント行って栓もらってくる」
斯くして五分後、うちの部屋にバスタブの栓が届けられたのでした。把握しとけよスタッフ!こんだけこっちがバスタブの栓ないから部屋替えろって言ってんだからよ!
とまあ、ごたごたしましたがとりあえず更に部屋を替える手間を省けたのでよしとし、出かけました。メトロに乗ってサグラダ・ファミリアです。
おりゃー来たぜー。
左が受難で右が生誕。
たどり着いた時の、率直な感想言ってもいいですか。あれ建てようと思った奴はアホじゃないかと思いました。うん、あたまおかしい。だってあんなの、人間の頭から生まれたなんて思えんわ。
がー一番造形的にシンプルな受難のファサードは悲しみの表れなのかキュビズムだし、生誕のファサードはよくもまあそれだけ、ってぐらいの聖書の内容が詰め込まれているし(これは受難のファサードもだけど)、しかもそれが渾然一体となって教会の壁面及び門の役割をしているし、これじゃあ完成図を見るに一番空想的な栄光のファサードは一体どうなっちゃうんだよという畏怖と言うか畏敬と言うか、とりあえず恐怖的なものがからだの中に起こるわけですが、でもガウディってもう死んじゃってるんだよなー_| ̄|○
左から、キュビズムなキリスト、果物の塔、栄光のファサードの完成図。
きっと、本人がいないんじゃ、あのひとが作ろうとしたものよりは劣化するだろうからまだ心臓にはよろしいんだろうけどさー。
ああそれでも、森のような聖堂の中とか、木漏れ日みたいに光の入る窓の配置とか(あれがゆくゆくは全部薔薇窓になるんだよなー。天才か)、至る所に刻み込まれた祈りのことばとか、建物と言うより彫像群に因るひとつの巨像のような教会が、ガウディの手でなくとも完成したって聞いたら、また行っちゃうんだろうなあ。
左から、薔薇窓の入った壁、まだ入ってない壁、鐘楼の中の螺旋階段、鐘楼からのバルセロナ遠景。
とまあ、興奮しまくって炎天下の生誕と受難のファサードを行ったり来たりし、地下の展示室で模型とか下絵見てはまた興奮し、施設内から出たら出たでぐるっと周囲をまわってかたつむりを激写したり(かたつむり可愛いよかたつむり)とかしてお母ちゃんを引っ張り回してたので、とりあえず休もうと言うことになりまして、良き感じのカフェテラスに入り、怪しいスペイン語と英語とジェスチャーで物品を要求する我々。苦笑しながらも応対してくれる美人の姉ちゃん。くそう、スペインはマドリッドもトレドもバルセロナも綺麗なおねえちゃんばっかだぜ。
これはサグラダ・ファミリアのかたつむり、へびさん、わにさん
生誕のファサードを支えている、りくがめとうみがめ。
どっかで聞いた店名だなーとか思ったら、案の定ガイドブックに載ってた店でした。マウリと言うお店で、カサ・ミラのすぐそばにあります。もしバルセロナにお越しの際は、是非。
てなわけで、次なる目的地はカサ・ミラです。マウリから歩いて五分程度、入場者の行列に並んで待つこと十五分程度、入るとまずは吹き抜けです。
こんなん。
で、上の階に行くと展示がありまして、ガウディの作った椅子とか置いてあるので思わず座る私。写真も撮る私。それを見ていた観光客の兄ちゃんズ(欧米の方)に座ってるところ写真に撮ってくれと言われて撮る私。やっぱり、東洋人の、いかにもトロそうでファニーな顔してるようなのにはカメラ渡しても盗られるようなことはなかろうと言う判断なんだろうなー。
展示場にいたうつくしいひと。
ダブルの椅子。座り心地激しくよろし。ハートチェアもあったけど、展示オンリーで座れず。うう、いつかハートチェアが欲しいぜ。
屋上に出るともうここはテーマパークですかと言った感じです。あのにょきにょきしてるのは煙突で、白いもくもくしてるのの上にあるのは四本腕の十字架です。ちなみに松ぼっくりから想像したらしいよ。どんだけー。
ここには、サグラダ・ファミリアと一緒に写真を撮れるところがあって、日本の四人家族がお父さんをカメラマンに写真を撮ろうとしていたので、カメラマンを買って出たら、お返しにとお母ちゃんとのツーショットを撮ってもらえました。この旅では唯一のツーショットだったり。
本当なら、すぐそこだしカサ・バトリヨにも足を伸ばすはずだったのだけど、体力の限界により断念。太陽は残酷だ。
で、さっきお茶したマウリがなかなかいい雰囲気だし美味しいしサービスもいいしその割に安くてすっかり気に入った我々は、夕食もそこで調達しようと言うことになり、サンドイッチとキッシュパイ、誘惑に負けてクッキーを一包み買いました。
クッキーがこれまたんまかった。
「ちょっと、フロント行って栓もらってくる」
斯くして五分後、うちの部屋にバスタブの栓が届けられたのでした。把握しとけよスタッフ!こんだけこっちがバスタブの栓ないから部屋替えろって言ってんだからよ!
とまあ、ごたごたしましたがとりあえず更に部屋を替える手間を省けたのでよしとし、出かけました。メトロに乗ってサグラダ・ファミリアです。
おりゃー来たぜー。
左が受難で右が生誕。
たどり着いた時の、率直な感想言ってもいいですか。あれ建てようと思った奴はアホじゃないかと思いました。うん、あたまおかしい。だってあんなの、人間の頭から生まれたなんて思えんわ。
がー一番造形的にシンプルな受難のファサードは悲しみの表れなのかキュビズムだし、生誕のファサードはよくもまあそれだけ、ってぐらいの聖書の内容が詰め込まれているし(これは受難のファサードもだけど)、しかもそれが渾然一体となって教会の壁面及び門の役割をしているし、これじゃあ完成図を見るに一番空想的な栄光のファサードは一体どうなっちゃうんだよという畏怖と言うか畏敬と言うか、とりあえず恐怖的なものがからだの中に起こるわけですが、でもガウディってもう死んじゃってるんだよなー_| ̄|○
左から、キュビズムなキリスト、果物の塔、栄光のファサードの完成図。
きっと、本人がいないんじゃ、あのひとが作ろうとしたものよりは劣化するだろうからまだ心臓にはよろしいんだろうけどさー。
ああそれでも、森のような聖堂の中とか、木漏れ日みたいに光の入る窓の配置とか(あれがゆくゆくは全部薔薇窓になるんだよなー。天才か)、至る所に刻み込まれた祈りのことばとか、建物と言うより彫像群に因るひとつの巨像のような教会が、ガウディの手でなくとも完成したって聞いたら、また行っちゃうんだろうなあ。
左から、薔薇窓の入った壁、まだ入ってない壁、鐘楼の中の螺旋階段、鐘楼からのバルセロナ遠景。
とまあ、興奮しまくって炎天下の生誕と受難のファサードを行ったり来たりし、地下の展示室で模型とか下絵見てはまた興奮し、施設内から出たら出たでぐるっと周囲をまわってかたつむりを激写したり(かたつむり可愛いよかたつむり)とかしてお母ちゃんを引っ張り回してたので、とりあえず休もうと言うことになりまして、良き感じのカフェテラスに入り、怪しいスペイン語と英語とジェスチャーで物品を要求する我々。苦笑しながらも応対してくれる美人の姉ちゃん。くそう、スペインはマドリッドもトレドもバルセロナも綺麗なおねえちゃんばっかだぜ。
これはサグラダ・ファミリアのかたつむり、へびさん、わにさん
生誕のファサードを支えている、りくがめとうみがめ。
どっかで聞いた店名だなーとか思ったら、案の定ガイドブックに載ってた店でした。マウリと言うお店で、カサ・ミラのすぐそばにあります。もしバルセロナにお越しの際は、是非。
てなわけで、次なる目的地はカサ・ミラです。マウリから歩いて五分程度、入場者の行列に並んで待つこと十五分程度、入るとまずは吹き抜けです。
こんなん。
で、上の階に行くと展示がありまして、ガウディの作った椅子とか置いてあるので思わず座る私。写真も撮る私。それを見ていた観光客の兄ちゃんズ(欧米の方)に座ってるところ写真に撮ってくれと言われて撮る私。やっぱり、東洋人の、いかにもトロそうでファニーな顔してるようなのにはカメラ渡しても盗られるようなことはなかろうと言う判断なんだろうなー。
展示場にいたうつくしいひと。
ダブルの椅子。座り心地激しくよろし。ハートチェアもあったけど、展示オンリーで座れず。うう、いつかハートチェアが欲しいぜ。
屋上に出るともうここはテーマパークですかと言った感じです。あのにょきにょきしてるのは煙突で、白いもくもくしてるのの上にあるのは四本腕の十字架です。ちなみに松ぼっくりから想像したらしいよ。どんだけー。
ここには、サグラダ・ファミリアと一緒に写真を撮れるところがあって、日本の四人家族がお父さんをカメラマンに写真を撮ろうとしていたので、カメラマンを買って出たら、お返しにとお母ちゃんとのツーショットを撮ってもらえました。この旅では唯一のツーショットだったり。
本当なら、すぐそこだしカサ・バトリヨにも足を伸ばすはずだったのだけど、体力の限界により断念。太陽は残酷だ。
で、さっきお茶したマウリがなかなかいい雰囲気だし美味しいしサービスもいいしその割に安くてすっかり気に入った我々は、夕食もそこで調達しようと言うことになり、サンドイッチとキッシュパイ、誘惑に負けてクッキーを一包み買いました。
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HN:
蘭
HP:
性別:
女性
趣味:
ものかき・妄想・うたうたい
自己紹介:
・硝子細工の夢でもいいので、与えて欲しいものです。
・サスケスキー且つヒバリスト。
・東京生まれ湘南育ち京都在住。
・海がない生活なんて無理とか思ってたけどそんなでもなかった。
・盆地でなんて生きられないとか思ってたけどそんなでもなかった。
・No Music,No life.No Mac,No life.No サンボマスター,No life.
・妄想で動いています。妄想で働いています。
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