もうなんかいろいろとだめな具合でお送りしております。
わたしの中で未曾有のみやざわけんじフィーバーが来ているこの時期にグスコーブドリの伝記を見に行って来たよ!
盛大にねたバレを含みますので、見てみたいけどまた見ていない方は読まない方がいいと思います。
ほいで、見ていない方には多分なにがなんだかわかんねえと思うのであしからず。
感想と言うより、思いついたことだらだら書いているだけなので、例に因ってまったくまとまりがありません。
盛大にねたバレを含みますので、見てみたいけどまた見ていない方は読まない方がいいと思います。
ほいで、見ていない方には多分なにがなんだかわかんねえと思うのであしからず。
感想と言うより、思いついたことだらだら書いているだけなので、例に因ってまったくまとまりがありません。
えっと、結論から言うとみやざわけんじおたくとしては、いろんなところにけんじのいろんなものがコラージュされていて、にやりとすること頻りでした。
うっわ、これこんなところにぶっ込んで来るのかよ!ってのがわたしがわかるだけでも四つぐらいあったので、きっとわかるひとにはもっとわかるんじゃないのかな。
だけど、グスコーブドリの伝記を見に行ったはずなのになあ、という感想も抱きました。
原作から、結構エピソード削って他の詩や物語をぶっ込んでる感じ。なんであのエピソード削ってこれぶっ込んだんやろって言う疑問は残る。
わたしの個人的な感想として、原作のあの話に書かれているブドリの人生の救いって、妹のネリが見つかったことと、両親がきちんと弔われていて墓を建てられたことと、みんなのために死ねたことだと思っているのだけれど、そのうちのふたつ割愛だもんなあ。
その他にも、結構ブドリが楽しく働いているような、それでカタルシスを得られるようなシーンが削られていて、ちょっとつらさが原作より色濃いなって思った。赤ひげのところに里帰りするのとか、火山あやつって窒素降らすのとか。
その代わりに結構な尺を取ってブドリの学校のシーン(雨ニモ負ケズ)とか白い鳥とか幻想第四次からの青森挽歌とかぶっ込んでるんだよな。そしてネリは幻想の中で、ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記のマミミのように、サーカス小屋の花形スターになっている。て言うか妹探して幻想の中彷徨っている時に青森挽歌ぶっ込むってことはネリは死んでいるという暗喩じゃねえのかな。で、どうしてそこで妹を死なせてしまったのかがわかんない。けんじととしこのオマージュなんだろうか。
つくり的に、みやざわけんじ大好きな人々がつくった感は満天なので、なんかしらの意図と解釈がなされているのだろうけれど、そこまでは追えなかったなあ。ものすごく浅慮な考え方だと東日本大震災の影響かな、ってぐらい。妹には会えない、両親の亡骸は見つからない。
ただの人売りだったコトリをすげークローズして、幻想の住人にさせてしまったあたりの解釈がキーなんだろうなー。幻想の世界はネネムの世界だったね。コトリはネネムであり人間の理を越えた存在として描かれていて、あれはきっと死なのだろう。
と言うわけでおたくとしては楽しかったんだけど、グスコーブドリの伝記を見に行ったと思うとちょっと変な感じ。
あ、でも赤ひげがヒデヨシですげえ興奮した! わたしますむらひろしも大好きなんだ。ヒデヨシの割にはきちんともの考えていて冷静だったけど、あの腹と糸目とマントの風呂敷は完全にヒデヨシだったね。
音楽のバンドネオンもノスタルジックですごくよかった。でもラストの小田和正はズルいと思った。
映像も綺麗だったしなあ。わたしアニメの見方わかんないからなにをどう評価すればいいのかわかんないけど、やっぱりあの、猫の瞳は印象的だよね。口がちっさいからかな。
でもほんと、今自分の中ですごくみやざわけんじが熱い時期だってのもあるんだろうけど、思った以上に自分がみやざわけんじフリークだということを痛感させられる映画でした。もう一回見たい気もするけど、映画館で見るのはもういいかなあ。メディアが出たら買おうかな。あと、もう一回銀河鉄道の夜を見直さねえとなあって思った。
うっわ、これこんなところにぶっ込んで来るのかよ!ってのがわたしがわかるだけでも四つぐらいあったので、きっとわかるひとにはもっとわかるんじゃないのかな。
だけど、グスコーブドリの伝記を見に行ったはずなのになあ、という感想も抱きました。
原作から、結構エピソード削って他の詩や物語をぶっ込んでる感じ。なんであのエピソード削ってこれぶっ込んだんやろって言う疑問は残る。
わたしの個人的な感想として、原作のあの話に書かれているブドリの人生の救いって、妹のネリが見つかったことと、両親がきちんと弔われていて墓を建てられたことと、みんなのために死ねたことだと思っているのだけれど、そのうちのふたつ割愛だもんなあ。
その他にも、結構ブドリが楽しく働いているような、それでカタルシスを得られるようなシーンが削られていて、ちょっとつらさが原作より色濃いなって思った。赤ひげのところに里帰りするのとか、火山あやつって窒素降らすのとか。
その代わりに結構な尺を取ってブドリの学校のシーン(雨ニモ負ケズ)とか白い鳥とか幻想第四次からの青森挽歌とかぶっ込んでるんだよな。そしてネリは幻想の中で、ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記のマミミのように、サーカス小屋の花形スターになっている。て言うか妹探して幻想の中彷徨っている時に青森挽歌ぶっ込むってことはネリは死んでいるという暗喩じゃねえのかな。で、どうしてそこで妹を死なせてしまったのかがわかんない。けんじととしこのオマージュなんだろうか。
つくり的に、みやざわけんじ大好きな人々がつくった感は満天なので、なんかしらの意図と解釈がなされているのだろうけれど、そこまでは追えなかったなあ。ものすごく浅慮な考え方だと東日本大震災の影響かな、ってぐらい。妹には会えない、両親の亡骸は見つからない。
ただの人売りだったコトリをすげークローズして、幻想の住人にさせてしまったあたりの解釈がキーなんだろうなー。幻想の世界はネネムの世界だったね。コトリはネネムであり人間の理を越えた存在として描かれていて、あれはきっと死なのだろう。
と言うわけでおたくとしては楽しかったんだけど、グスコーブドリの伝記を見に行ったと思うとちょっと変な感じ。
あ、でも赤ひげがヒデヨシですげえ興奮した! わたしますむらひろしも大好きなんだ。ヒデヨシの割にはきちんともの考えていて冷静だったけど、あの腹と糸目とマントの風呂敷は完全にヒデヨシだったね。
音楽のバンドネオンもノスタルジックですごくよかった。でもラストの小田和正はズルいと思った。
映像も綺麗だったしなあ。わたしアニメの見方わかんないからなにをどう評価すればいいのかわかんないけど、やっぱりあの、猫の瞳は印象的だよね。口がちっさいからかな。
でもほんと、今自分の中ですごくみやざわけんじが熱い時期だってのもあるんだろうけど、思った以上に自分がみやざわけんじフリークだということを痛感させられる映画でした。もう一回見たい気もするけど、映画館で見るのはもういいかなあ。メディアが出たら買おうかな。あと、もう一回銀河鉄道の夜を見直さねえとなあって思った。
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HN:
蘭
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性別:
女性
趣味:
ものかき・妄想・うたうたい
自己紹介:
・硝子細工の夢でもいいので、与えて欲しいものです。
・サスケスキー且つヒバリスト。
・東京生まれ湘南育ち京都在住。
・海がない生活なんて無理とか思ってたけどそんなでもなかった。
・盆地でなんて生きられないとか思ってたけどそんなでもなかった。
・No Music,No life.No Mac,No life.No サンボマスター,No life.
・妄想で動いています。妄想で働いています。
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