食べちゃいたいくらいすき

　土曜の午前中は、勝手にスーパーアニメタイムと称して大概ひとりでアニメを見ているんだが、今日は相方が乱入したのでえらい目攫った。
　設定とか流れとか、まったくわかっていないひとに説明するのって、ものすごい羞恥プレイよね。そして説明のために改めていろいろと口に出して見たら、信じられない程笑ってしまってお腹痛くなった。覚悟を決めると炎が出るって、確かに予備知識なしで聞くとなんだそりゃってなるよね。チャクラとか念とかスタンドとか波紋とか、よく定着したもんだ。

　かいじゅうたちのいるところを見てきた。後味が、菊次郎の夏を見た時ととてもよく似ている。
　すげーなんでもないところでわたしは泣いてしまって、自分でびびった。中盤が、すごくやさしいつくりになっているのね。みんなで折り重なって寝るの、ほんとに気持ちよさそう。もふもふ的にも、心もね。
　あの絵本から、よくここまでふくらませたなあ。そして、そのくせとても行間、と言うか幕間を読むことを要求してくる映画だった。見てよかった。満足。