にんげんだもの。

　だめだとがしあいつ天才すぎる。なんなんあれ。すげーとがしすげー。
　先週、ちらっとでも「うわーこっからキルア×パームかーテンション下がるわー」とか思ってごめんなさい。ちょうごめんなさい。なにあの展開。天才か。
　ほんとにさ、絶望の後には救いがなきゃあなって思った。んで、絶望の期間が長すぎるとなにがなんだかわからなくなるんだ。なにが救いかとかね。
　しかし最初はゴンが割とまともってか天衣無縫の自然児でキルアが精神的フリークスだったのが、すっかり反転しちまったなあ。キルアが人間的になってきて、今やゴンの方がナチュラルにフリークスだ。まあ名は体を表すんだろうけど。
　あと、雲雀さんがびっくりしていた。あのひとでもびっくりすることとかあるんだなあ。人間だもの。

　凄く久しぶりに連絡取り合った友だちに、思い出話と一緒にわたしがすっかり忘れていた、昔のわたしがなつらるに言ったすっげ恥ずかしいことを持ち出された。恥ずかしいやら恥ずかしいやら。
　大学生の時分だったと言うのに、わたしは随分とピュアだったんだなあと言うのは客観的な思いである。主観的なことを言えば、すっかり忘れていただけにダメージがでかい。恥ずかしすぎる。よくもまあそんなことを真剣な顔で言ったものだ。恋ってやつは、やっぱりひとを狂わせるなあ。