鬼才ジョン・ウーに捧ぐ

　昨日はレイトショーでICHI見てきました。私の敗因は、女座頭市だと聞いてばりばりの時代劇だと思って行っちまったことだと思うんだ。
　脚本が浅野妙子氏だってオープニングで知ったので、そこはかとなくやな予感はしたんだけど、中身は非常に女性をターゲットにした感じの内容でした。チャンバラ目当てで見に行っちゃだめだった。
　相方が、大沢たかおの表情がいちいちツボに入っちゃったらしくて凄く楽しんでた。中村獅堂はさすがだ。窪塚洋介の使い方を監督は心得てるなあ。窪塚だけは自分の世界の中にいた。でもなんであの脚本でオッケー出したんだ。
　綾瀬はるかの薄幸ぶりが非常にうつくしかったです。あの横顔ね。項とか首筋がうつくしいっていいよねえ。
　結局マザコンとファザコンの話かよって思ったんでそう言ったら、相方に全否定された。

　LOVERS見てます。思ったんだけど、私ケレン味があるのが好きなんだ。英雄も好きだったけどさ、ああいうありえねえだろってのを真剣にビジュアルを追及するなりなんなりしながら出されるとたまんねえなあって思っちゃう。ありえないんだけどね。
　少女漫画より少年漫画好きなのも、その辺りがネックだと思うんだよな。シグルイとかさ、バキとか島本作品とか、大真面目にありえないことやっちゃって論理性なんか一切ないけどなんか納得させられちゃうの。超燃える。
　レッドクリフも面白そうだなあ。ジョン・ウー監督だって言うから、スローモーションで二丁拳銃で教会で白い鳩がばさばさーってなる（byミル姉さん）、わけねえだろ時代考証考えろよって思ってたんだけど、予告で白い鳩出てきて笑っちゃった。