明日のことはわからない だからぎゅっとしててね

　二月の出会い頭の事故：ヒバツナ、と言うか雲雀さんと言うか。
　ものの見事に、ヒバツナに駆逐されたひと月だったと思う。しかしこの病熱がコンスタントなもんなのかはまだわからんのだった。
　ああ、まさかこんなことになるとは誰が予想しただろう（反語）。一月末時点で私すら予想だにしていなかったよ。
　人生っていつなにが起こるかまったくわからねえもんだな。やっぱり、出来ることは出来る時にやっとかねえとだめだな。

　今日のお客は予定より三人増えてすごい人数になった。用意してる分じゃどう考えても足りないのでお鍋の材料買い足して、食器も足りないから紙のやつ買い足してなんとか間に合わせた。
　ひとを呼んでごはん食べさせといて、お腹いっぱいにならないまま帰すとかほんと申し訳ないからとりあえず食わせたかったんだが、〆のお雑炊までなんとか行き渡ったっぽいしみんな楽しんでたみたいでよかったなあ。
　準備とか段取りとか面倒臭いけど、実際ひとを入れるといろんな話に花が咲いて楽しいんだよね。多分またやるんだろうなあ。
　どうでもいいけど今回は人数多いせいか珍しくSATB揃ってて、多分やろうと思えばなんか歌えたと思うんだ。トップセカンドメゾローバリバスまでいたもんなあ。ほんと珍しかった。なんか歌っときゃよかったな。
　ええ、合唱の話です。すみません。

　私がサスナルを書くにあたって逃げられないのがタナトスなのだと思っているのですが、どうも今私はそのタナトスから逃げたいっぽい。
　ヒバツナは死の否定、或いは不在が柱になっているような気がする。自分の中ではね。うまいこと全然まとめられてないのでぼやけまくってんだけど。
　ほんと、あの連作はキャラクターが掴めてない時に書く話じゃなかったとすっごい後悔しているんだが、書き直すことも書くの止めるのも出来そうにないのが業の深さだ。今のキャラクターの把握状況で書けるテーマじゃないんだけど、多分今じゃないと書き切れない。
　もっとツナとか、スケッチしねえといけねえなあ。ナルトは極端だから比較的特徴掴みやすいけど（それでも理解は出来んのだが）、あの子はどこに肝があるのかまだわかってないんだ。でもこの病熱、あの連作書き終わって治っちゃったらどうしようかなあ。そん時はそん時で考えるか。

こんな夜にはどっかしらの薬剤師のないしょのお薬だ

　明日、お客がたくさん来るので、今日はおもてなし用の食べ物を作ってました。こういう時に限って何故残業が発生するのだろうな。
　十分おきに天板替えてのヘビーローテーションでクッキーを焼き、その傍らでほうれん草茹でたりそれでナムル作ったりし、その横で相方が煮物作って出汁の出来のよさに感動してたりした。
　明日になったらお豆腐のひき肉あんかけときゃべつの浅漬けと、寄せ鍋を作るのだ。
　ひとを呼んでもてなすのは相方の趣味（趣味？）なんだけど、私には一切理解出来んのだ。私はどちらかと言わず自分の部屋にはあんまりひとを入れたくないと言うか入れる人を選びたいと言うか、そう言う排他的な人間だったりする。と言うか、ひとをたくさん呼んでなんかするとか正直面倒臭くて出来ないんだ。ひとり二人がキャパぎりぎり。
　価値観の違う人間と付き合うってのは、自分にない発想の許の行動とか経験が出来ると言うことで、それは自分にない発想だからこそ得難いものだと思う。

　二月って短いなあ。もう三月か！ メールを出さねばと思っているのに全然出せてねえ。
　どうでもいいですがサソリさんって村山槐多っぽくないですか？ 私、啄木と槐多のニアミス（というかパンの会）の辺りの話、なんか好きなんですよね。
　とかそんな若干の私信。

ミケの後ろにトラが並んでトラの後ろにゃペルシャのマダムだ

　買ったった！たまのベストアルバム買ったった！！
　だってあまぞねが買わないかい？ってメール寄越すんだもの。買っちゃうよね。
　方向音痴とオゾンのダンスとさよなら人類も入ってるし星を食べるも満月小唄も入ってんだからもう買うしかないよね。
　猫を並べても入ってればいいのになあ。いんや、贅沢は言うめえ。出してくれるだけで有り難や。

　弱音吐きます。ナルトと向き合うのに疲れたよお。私はぽっと出のペインにナルトの心を折られても（しかしあれは折られたことになるのかもきちんと読み取れていないんだがさておき）ちっとも楽しくないんだあ。ペインの言ってることはひとつの方法論だが全く賛同出来んと言うか場当たり過ぎてどうにもこうにも。まあ、でもあれは痛みの方にフォーカスして読むべきなんだろうな、多分、岸本先生の意図としては。
　破綻している平和への方法論よりも、それに至らざるを得んかった痛みを思うべきなんだろう。多分ナルトが口籠って、あのどう聞いてもおかしい、普通の状態のナルトならあっさり切って捨てそうな方法論に屈してしまったのは、そう言うことなんだと思う。乗り遅れちった。
　ナルトはペインの状況に自分を重ねたかなんかしているのだと思うんだが、違うのかな。どうなんだろ。そうじゃねえとああ言う反応にならない気がするんだよね。私のナルトの理解は非常に歪んでいるからアレなんだが。敵に同情（或いは同調）しちゃったらまずいよね。我愛羅の時の二の舞をやるんだろうか。て言うか、ナルトにあれ以外の、平和についての答えが出せるのかなあ。それこそが成長なのか。その答えが出たとき、ナルトの中でサスケってどうなってるのかな。やっぱり記号のままなのか、それとも多少の生身になるのか。
　あれ、あんまり弱音じゃねえ。しかも全く整理されていない。言いたいこと垂れ流しでお見苦しくてすみません。いや、ほんと、考えると疲れるしつらいしその割りに実りはねえし、私はナルトと向き合うのに疲れたんだよお。それだけ言いたかったはずなのになんだこれ。

いつのまに大切なものなくした

　絶望した！玉置浩二に絶望した！！
　大好きなのにさぁ。いしはらまりこはねえよー。

ぼくはきみと答えを探してみたかったのに

　今朝見た夢は、山極だった。そこはかとなく、とかそんなレベルでなく、イヤンバカンみたいな具合で山極だった。
　なにがあったの私の頭。

　なにがあったと言えば、最近満腹中枢に異常があるんじゃねえかと思えるぐらいの勢いでものを食べてしまうのだった。
　なんかやばい病気じゃなかろうな。秋口にならわかるんだけどさ、馬も肥ゆるし冬眠に備えるし、だけどこの時期は今更じゃね？
　見合う程にからだ動かしてるわけでも頭使ってるわけでもないんだけどな。

　でも、最近のきゃべつは甘くて美味しくてもりもり食べちゃうよね。春が近いからかな。