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もうなんかいろいろとだめな具合でお送りしております。
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 うちの職場は三階建てが二棟で、新館の屋上に四階という名のプレハブ小屋が建っております。
 仕事の都合上、そこで作業をすることが多いのですが、ここがまた底冷えが酷いのです。
 ただでさえ京都の冬は底冷えで有名なのに、暖房入れようがなにしようが冷気が下からやってきます。
 カーペットとか敷きたいけど、職場にそこまで投資する気にもならんので当座は膝掛けでしのぐしかないというあたりがつらいわー。
 そりゃ、ワンシーズンで風邪三回もらいますわー。症状が三回とも違うから、ぶり返したわけでもなさそうだ。
 なぜか職場にわんさかいた妊婦さま方が、そろって産休に入られて良かったですが。妊婦さんにうつして出て来る赤ん坊になにかあったら、死んでも死にきれん。
 いや、風邪のことじゃなくて、眺めがいいってことを書きたかったんだ。
 今日の四時半ぐらいにそこから出て、外付けの階段降りようとしたら、物凄くきれいな夕焼けが見えたんです。
 うわーきれいだなーと思って、なんの気なしに振り向いたら、ブルーグレーの西の空にぽっかりお月さまが出てて、ちょっと感動してしまいました。
 季節は違うけど、菜の花や 月は東に 日は西に と詠んだ先人と、ちょっと交感した気分になりました。
 きれいだったなあ。ああいうのを、どう言うかたちでも表せるようになれたら、いいんだけどなー。 
 
 以下は今週のWJに絡んだよしなしごとなんですが、なんか微妙に今回けんか売ってるような内容な気がします。
 できれば、ご興味のある方且つ心の広い方だけ、お目通し頂ければこれ幸い_| ̄|○

 さきに軽いところから言っとこう。飛段さん、あんたどんだけかわいいんですか。
 なんだろう、頭弱いのも、攻撃が鈍くて当たりづらいのも、全部彼の死なないという特殊能力に起因してるんだとは思うけど、ここまでその特殊能力に頼りきりだといっそ清々しいよね。
 角都さんに若干同情したくなります。あれは、お守りが大変だ。先週もおデイさんに突っかかって墓穴掘ってたし、暁って大丈夫なのかなー。
 しかし、このおふたり、なんか動物絡みの名前じゃないと思ったら、シカマルのための布石だったわけですね…。前回の将棋の駒のコマで、一気にかませ犬フラグが立ったような気がします。
 でも、やっぱりあの展開、あのタイミングで、アスマが死ななきゃなんなかった意味は、よく分からん。いや、死は理不尽にやって来るものですが。そういや、ハヤテさんもわりと理不尽にお亡くなりなってたような…。
 
 
 ほいで、本題。こっから先は感想とか言うより、自分のための覚え書きに近いかもしれませんので悪しからず。
 どうも、私はサスケにはとりあえず自力、というかひとりで、兄さんとやり合って欲しいようです。
 最悪ひとりじゃなくてもいいが、ナルトの手だけは借りないで欲しい。
 今週のナルトの、相克に絡めたサスケに対する発言に、お前どんだけ好きやねん、とつっこみながらもどこか恐怖を覚えたのは、これが、ナルトが直接サスケを助けてイタチを殺す、と言うシナリオの伏線になるんじゃないかと思っちまったからなのです。
 なんだかなあ。もう、サスケ自身、それこそ自我をなくしてひとのものになったからだであっても、もしかしたら自分のからだじゃなくてもイタチを殺す何者かの力に自分のそれを連ねることさえ出来れば、それでいいみたいな思想に走ってしまっているので、サスケ主観では助け手が大蛇丸だろうがナルトだろうが変わらないのかもしれませんが。
 私は、書いても書いてもナルトと言う人間がなんなんだかよくわからなくて、だから書き続けているのかもしれませんが、漠然と思うのは、こいつはままならないものにこだわり続ける奴なのではないかと言うことです。
 例えば、自分の不遇であるとか、自分を認めないサスケ、とか、自分の物理的な未熟さや弱さ、ヒナタに立ちはだかるネジ、なっていたかも知れない自分であるところの我愛羅という存在、火影を蔑んだ綱手、認め合えたと思ったのに自分を殺そうとしたサスケ、自分たちを捨てていったサスケ。
 あんまり論理立てては考えてないので一概にいえるかは分かりませんが、どうもそういった、自分の意に染まないものに対してナルトは物凄くエネルギーを放ち、立ち向かい、或いはこだわり続けているように思います。
 で、結果的に、それがじぶんの意に添うようになると、途端興味を失い、と言うとことばが悪いな、とにかく次の困ったちゃんのところに行ってしまってるように見えるなーと。例えば中忍試験。サスケが自分を認めたと思ったら、もうひとりの自分みたいな我愛羅に注意がいって、その我愛羅を止めることが出来たら、自分の修行に注意が向く。
 そんなん見てると、なんかこいつ不可能を可能に問答無用でしちまう思想みたいだよーとか思って、ますますナルトって人間なのかなあなんて不謹慎なことを考えてしまうわけですが(ていうか、御大はナルトを人間として描くつもりがあるのか)、二部になってからこっち、割と人間らしく見えるような気がします。
 今、ナルトがこだわるもの、というのはまあサスケなわけですが、こだわる時間がえらく長い、つまり、ままならない状態が長く続いているということで、それによってやっとナルトは、真剣に他者と向き合わざるを得なくなり、その相手が目前にいないので、苦悩し、後悔や自責、なんて後ろ向きなものの味を知り、ただ「自分が変える」とか「お前を殺してでも守る」とか「手足折っても連れ帰る」と吠えて力技でなんとか解決していたガキの頃よりも深みを見せているわけじゃないかとか思うのです。
 とにかくなにが言いたいかって言うと、サスケは、サスケだけは、ナルトを人間らしく在らせるための最後にして唯一の棘であってほしいんだーってことなのです。
 サスケには、ナルトにとって一生助けらんなくて、ままならない存在でいて欲しいんです。そういうかたちでずっとナルトの心に陣取ってて欲しい。傷つけるとか、そう言う一時的なものじゃなくて、常に気にしなきゃいけないようなかたちでないと、ナルトはすぐに他のものに注意がいっちゃいそうなんだもの。
 だから、もしナルトが、サスケに力を貸して、それこそ石破ラブラブ天驚拳みたいな感じでイタチ兄さんを殺しちまったとしたら、それってナルトが本当にサスケを助けたってことに、表面上はなっちゃうわけで、そしたらナルトは満足して、サスケからまた視線外しちまうんじゃねーのか、って、今週号見て思ったんです。
 もうね、ぶっちゃけた話、サスナル書きとしては(漫画の一ファンという視点は度外視して)、サスケは里に帰って来ない方が、いっそいいのかも知れないとか思います。そのままどこぞへでも言って放浪して、たまにナルトの前に現れたりして、そのままずっと一生ナルトの注意を惹いて、或いはあの里からさらいだしてしまえばいいさとか思う。ほんとに思う。
 いや、さらうのとかはあかんか。おとなしくさらわれてくれなさそうだし、勝手に帰っちゃうかも知らんし引きずり戻されることだってありそうだ。まあ、とにかくままならんものいであって欲しいと思うわけです。
 ナルトを二度と安心させるな。いつも、いつまでもとなりにいるなんてそんな根拠のない考えを許すな。でないと、サスケが、あの物語の世界の中で、「ナルトのライバル」として、最後まで存在していくのは困難なんじゃないかなあ。例えば、ナルトと力を合わせてイタチを殺して、里に帰ってきたとして、なんかそれって助けてもらっちゃった感があるような気がするのです。同等でなくなってしまいそうだ。ライバルって言うより、その他大勢と同義語の、仲間、って言うひとくくりにまで引きずりおろされてしまいそうだ。ナルトと仲間たち、みたいな。
 後生だよ、御大。ナルトを人間にしようとするなら、サスケという存在を、いま、あんなにこだわり続けているものを、傍らに与えることで奪わないでおくれよ。

 ……しかし、いくらなんでも、あんまり酷い妄想だなー。
 幻想が向こうから迫ってくるときは、もうにんげんのこわれるときです。

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自己紹介:
・硝子細工の夢でもいいので、与えて欲しいものです。
・サスケスキー且つヒバリスト。
・東京生まれ湘南育ち京都在住。
・海がない生活なんて無理とか思ってたけどそんなでもなかった。
・盆地でなんて生きられないとか思ってたけどそんなでもなかった。
・No Music,No life.No Mac,No life.No サンボマスター,No life.
・妄想で動いています。妄想で働いています。
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