いたずらっ子は去り神々が還ってくる

　十月の泣き言：いや、それは想定の範囲外やって。
　十一月の新刊のためのこもごもは自分で予定くんでやってっからいいんですが、ちょう理不尽な経緯で直属でない上司に怒られたり急な仕事ガンガンねじ込まれるし相方のおとうちゃんが大手術するしでちょっと涙目。
　でもいいんだあ。仕事はなんとかなったし入稿も出来たし、おとうさんは無事手術終わったしさ。

　と言うわけで、今日は広島行って帰ってきました。広島焼き食べた。うまかった。
　人間てすごいね。意識ないのに、息子の声聞いたらうっすら笑うんだよ。ちょっと泣きそうになった。そのあと、息子が父に残そうと手紙を書いているの見ていたらやっぱり泣きそうになった。実際泣いた。でもその直後に字間違えて涙引っ込んだ。

　自分で書くサスケについて気付いたこと。
　攻めなんだが、非常に受動的である。ナルトに全然手を出さないね。引きずり込もうともしないし、ただじっと待っている印象が強い。いや、やるやらないって話になったら突っ込む方なんだが、そこに至るまでは待ちに徹しているような気がする。んで、ナルトがこっち来たらそれを質に取っていいようにする、と。
　書きたいものメモに、サスナルSMが入っているんだが、サスケが全然ナルトを嬲ってくれねえで、どうしてこんなに筆が進まねえかなあと思っていたんだけど、道理でねえ。でも書きたいんだけど、書きたいオチがあるんだけど、そこまでなんかたどり着けなさそうなのがなんだかなあ。商業的なSMは同意の上がお約束だけど、フィクションとしてのSMは別にそんなんなくていいし、だとすればSのひとがM役のひとふん縛ってしまう能動性が必要になって来るんだよね。そこまで能動的になってくれねえうちのサスケは、なんで攻めなんだろうって話だ。
　サスケがどこに行くかって言うより、わたしがどこに向かっているのかって話でもある。